美容室での失敗についてシリーズでお贈りしております
↓↓↓
↓↓↓
の つづきね
イエ〜イ‼︎ のぶです‼︎
インスタグラムやってます
犬猫景色その他プライベートショットが満載♪
☟☟☟フォローよろしくっ☆
ブログランキング参加しています
クリックして応援してね
☟☟☟
もちろんこれ 自分で切ったわけでもなんでもない
美容室でお金を払ってカットした結果だ
誰が見ても「……？？」だよね
なんなら 理美容師以外の人でも
「これなら私が切った方がまだマシかも…」って思っても何ら不思議じゃない
そのくらいのレベルのカットではある
でもね
これすらも絶対にワザとではないんだ
彼女の為を思って 知恵を絞って 良かれと思って一生懸命切ったんだと思うよ
丸みの強い骨格の後頭部が膨らみやすいからなんとかしてあげたいと思い考えつく限りの工夫をし心を込めて切った
彼女の名はクミコさん
過去には何度も登場してるから野武屋ブログの熱心な読者の中には見覚えがあるって人もいるかもね
最後に来てくれてからしばらく予約が取れず 数ヶ月ぶりのご来店だったのね
その間一度だけ近所の美容室でカットしてもらったそうな
その結果がこれ
彼女自身むか〜しむかし何度かお世話になったことがある 今は娘さんが通うお店のベテラン美容師さんの仕事だそうだよ
クミコさんも切られてる時感じたって
後ろを短くしてるけど大丈夫かな…って
案の定 次の日からまとまらなくて大変だったって
そりゃそうだよね
一目見て違和感あったもん
原因はすぐにわかったよ
クシで引き出して確かめてみるまでもなくね
俺は胸が痛んだ
せっかくカットしに行ったのにかえって扱いにくい髪型になり 次の日から気分の良くない日々を過ごさざるを得ないクミコさんには当然だけど
それと同じくらいにこの髪型を作った美容師さんにだ
言うなれば 自分で組んだ頼りない筏で太平洋のど真ん中に浮かんでるような ミサイルが飛び交う現代の戦場に豆鉄砲で立ち向かうような
そんな絵が浮かんだんだよ
そしてそれはかつての自分そのものだった
助けてくれる人は誰もいない
頼りになるのは自分自身だけだ
［不安］と［恐怖］
そんな状況で過ごす毎日がどれほど心細いかを俺は知ってる
嫌というほど
本当に嫌というほど経験してきたからね
お客さんはこう思うだろう
「なんで髪を切るプロであるはずの美容師なのにこんなことが起こっちゃうの？」
って
なんの他意もなく 純粋に疑問に思うよね
美容師の技術というのは 美容学校では習得することはできない
それは自動車教習所を卒業しただけではレーサーになれないのとおんなじ
調理師の専門学校を卒業しただけでは有名シェフになれないのとおんなじだ
だからこそ サロンに就職してからもアシスタント時期に厳しいトレーニングを積み 何年もかけて晴れてスタイリストと呼ばれる一応はいっぱしの美容師として名乗れる段階になるんだ
そして美容業界には名だたるカットスクールはいくつもある
でもね
そこでも実践的なノウハウを教えてくれるところは皆無なんだわ…
じゃあどうすればいいのか
その答えは無い
もし あるとすれば
弛（たゆま）ぬ向上心
これくらいなんだな…
そしてそれは いかに手を正確に動かすことができるかという技術の訓練だけでは決して手にすることはできない
ここで言う向上心とは
どれだけ相手のことを考えられるか
ってことなんだなぁ
具体的に言うと
お客さんが家に帰ってから次の日にどんなことが起こるのか
その髪が二週間経ち 三週間経ち 一か月経つとどんなことが起こりうるのか
そんなことまで引っくるめて考えてあげられるか
それしかないんだよ
悲しいかな 美容業界にはそんな概念は存在しない
美容学校時代はもちろん サロンに就職してからも どんなに素晴らしいスクールに出会えたとしても カリキュラムとして存在しないんだよ
髪の毛を切るという技術以上の想いの部分がね
そう言った意味で このカットをした美容師さんからは少なからず想いだけは伝わってくるよ
チャチャっとテキトーにやっつけ仕事をしたわけでもなければ ワザとおかしな髪型にしようとしたわけでもない
一生懸命クミコさんの為にカットしたんだよ
ただ 想いと技術のバランスが取れていないだけだ
単純な話
知ってるか知らないか
の違いでしかない
だからおそらく
切った本人にしたらこれは失敗ですらないわけだ
もはや上手いとか下手とかの次元の問題ですらない
そう考えるとさ
そんなこんなで今日も朝から晩まで
笑顔溢れる野武屋本店でした〜
ってな‼︎
ちん‼︎
ブログランキング参加しています
クリックして応援してね
☟☟☟
【野武屋本店】
住 所 千葉県市川市湊新田2-1-18-103
電話番号 047-399-7778
☟☟☟