美容室の不思議
[美容師の常識はお客さんの非常識]
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[美容師の常識はお客さんの非常識]
これね 実にたくさんある
言うなれば 溢れかえってる
でも美容師は気づいてないんだよ
だって 若かりし頃から長い年月をかけて教え込まれてきたし もはや自分の脳みそで考えるということすら忘れちゃってんだから…
ってことでここに代表的な例を挙げてみよう
◻︎とにかくなんでも聞く
「苦しくないですか〜」「お湯の温度は大丈夫ですか〜」「痒いところはありませんか〜」「流し足りないところはありませんか〜」等の決まりきった掛け声
ここではシャンプーの時の掛け声だけど他にもあらゆるシーンで聞くよね? とにかく質問攻め
これね お客さんを気遣ってるわけでもなければ疑問に思ってるから質問してるわけでもなんでもないのよ
単に美容学校 または勤めてたお店で「この行程になったらこう聞きなさい」って刷り込まれてるだけなの
だから《どうせ「大丈夫でーす」 って返事が来るだろう》って前提で質問してるし なんの感情もこもってない
言うなれば特に意味のない 必要のない質問なんだよ
答えがわかってる質問
もっと言うと親切の押し売り なんなら自分の身を守るための保険って意味合いすらある
◻︎沈黙は悪
とにかく喋りまくる それがお客さんにとってありがたいのか迷惑なのかも考えず
根本的に美容師ってのはオシャベリもサービスのひとつだという大きな勘違いをしてる
だからなんとかして会話の糸口を見つけようとするし ひとたび見つけようものなら無理矢理にでも繋げて盛り上げていこうと必死になる
「お仕事何されてるんですか〜?」「おやすみの日は何されてるんですか〜」「これからどこかお出かけですか〜」ってのがまさにそう
映画 なんてワードを出そうもんなら「えーー 最近どんな映画観ました?」ってずっと映画の話をさせられる
これも勤めてた時代にそう指導されてきたからね
特にアシスタント時代 「お前ら仕事できないんだからせめて会話くらい一生懸命盛り上げなさい」 的な?
黙って仕事してるとオーナーやら先輩に怒られたりしてな(≧∇≦)
◻︎メインの担当者以外は鏡に写り込んではならない
複数のスタッフで運営しているサロンの場合 自分の担当者以外にも他に従業員がいるでしょ?
あの人たち メインの担当とアナタ以外の人間が鏡に写り込んではいけないと思ってるのよ
だから先輩の仕事を観てる後輩ってたいがい鏡の外側にいるの 気づいたことあるって人多いんじゃないかな?
お客さん的には「え? そこじゃ見えないよね?」って思うでしょ? でもダメなんだよ
これもオーナーや先輩から指導を受けてきたから カラダに染み付いちゃってんのね
もし 鏡に写り込んで横切らなければならないってシーンはマジで笑えるよ
腰をかがめてサササッと まるで 黒子か⁉︎ もしや忍者か⁉︎って素早さで通り過ぎていくから(≧∇≦)
でね 笑えないのが お客さんから話を振られたとしても決して写ろうとしないのね
ましてや目と目が合う場所になんか絶対行かない
姿を見せず声だけで会話しようとすんのよ
え? 幽霊?
◻︎お客様と鏡の間には絶対に踏み込んではならない
なんなら[聖域]みたいに思ってる美容師がほとんど
お客さんと鏡との間の視線を遮らないってことに異常に真剣を使うし なんならあの部分の床は踏んではいけないと思っているフシすらも…
ね? どんどんわけがわからなくなってきたでしょ?(≧∇≦)
そんなことを「失礼な美容師だなぁ…」なんて思ってるお客さんっていないと思うんだよなぁ
そもそもね カットってのは体の正面でした方がやりやすいし上手く切れるはずなんだ
現にそうするようになってる
でも こと前髪に関してはカラダを変に捻じ曲げてお客さんが鏡を見る視線を遮らないよう細心の注意を払いながらかなり無理な姿勢で切ってんのよ…
◻︎いつでも誰に対してもおんなじシャンプー
例えばカット、カラー、パーマの三つの施術をお願いすると最低三回はシャンプーするのが普通なわけなんだけど全ての行程で全くおんなじ洗い方
更に さっき洗ってきたばっかのお客さんも一日中ヘルメット被ってお仕事した帰りのお客さんも全くおんなじ洗い方
で 終いにゃ「痒いところないですか〜」だもんね(≧∇≦)
すでにマシーンなんですよ シャンプーする時になるとシャンプーマシーンと化して プログラミングされた洗い方でプログラミングされたシーンにプログラミングされたセリフを喋るマシーンね
だから一人のお客さんが一回の来店で三回シャンプーするってのに三回ともおんなじ洗い方すんの
じゃあさ あんた1日の中でそんな短い時間で三回も洗顔したらカッサカサになるのわかってるよね??ってことなのよ
でもダメなんだ…なんたってシャンプーマシーンだから
◻︎帰って寝るだけだっつってんのに必死でブローする
「乾かすだけでいいですよー」って言っても聞き入れてもらえないよ
これだって脈々と受け継がれてきた悪しき習慣だよ
仕上げ=ブロー って決まってんだもん
いくら乾かすだけでいいって言ってもそれができない
じゃあ 軽くブローしておきますね 的な?(≧∇≦)
こうなると「いやいや 乾かすだけでいいって言ってんじゃん」って言えるお客さんってなかなかいないよね…
そもそもがブローで仕上げることが前提でカットしてるからって理由もなきにしもあらず
どう? 美容室には不思議がいっぱいでしょ?
(≧∇≦)
でも今日で理由はわかってもらえたはず
要するに業界の教育システムに問題があるんだ
[目的]ではなく[やり方]を教えるという教育にね
ありがたいことにのぶオジサンの修行先《OK CLUB》ではこういったことを強要されることなく自由に育ててもらった
そもそも師匠 上村 修 が業界にどっぷりと浸かってない人だったから俺も洗脳されることなく今に至ることができたのね
だからいつもこんな思考でいられた
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じゃあ教育の在り方ばっかりを悪者にしてりゃいいかっつうとそんなことはないと思うんだ
俺に言わせりゃすでにお店を持つようになったベテランたちもこんな当たり前のことに気づかず大昔どっかの誰かに習ったことを何も疑いもせずに今ても続けてることこそが一番大きな問題だと思う
考えることを放棄して一番楽なやり方に頼っていることね
あ… そういやこれも美容師の常識だわ… (≧∇≦)
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そんなこんなで今日も朝から晩まで
笑顔溢れる野武屋本店でした〜
ってな!!
ちん!!
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【野武屋本店】
住 所 千葉県市川市湊新田2-1-18-103
電話番号 080-2014-0544
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