チリチリパーマ&黒染め
今では絶滅危惧種的存在になってきてるけど 今も尚 お婆ちゃん世代にはまだまだスタンダードなスタイルだあね…
あの現象の理由をのぶオジサン的見解で解説します
イエ〜イ‼︎ のぶです‼︎
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いきなりだけど
埼玉県は川口市から2度目のご来店
ミツコさんの仕上がり
それはそれはたいそう気に入ってくれちゃってさ
「ほほほ みんなに可愛い可愛いって言われて嬉しくってね♪」
と 本人も決して否定はしない(≧∇≦)
「そりゃ良かった 今日も勝手に切っといて大丈夫?」
「もちろんお任せします♪」
って事でカットスタート
「私 週に二回お風呂屋さんに通ってましてね
そこでできたお友達とお風呂上がりに宴会をするんですよ
でねぇ 周りのお友達を見てるとみんなチリッチリにパーマかけてるのね
だから それってなんで? って聞いてみたら[楽(らく)だから]って言うのね
いくら楽ったってあれじゃただのチリチリ頭でしょ?」
「そうねえ あれにはいくつかの原因があるんだなぁ
まずは女性も年齢と共に髪が細く薄くなってくる
そうなるとボリュームが出なくなってペチャンコになる
それだと寂しげな 老けた印象になるから少しでもボリュームを出してフンワリ華やかなな若々しい印象になりたいという心理が働くから
それと 実は美容の歴史と関係があるんだ
今 チリチリパーマをかけてる年代の人が若かりし頃 その時代ってのはまだパーマというのは珍しいものだったんだ
当然今よりもかなり高価だった
要は憧れだったわけね
その後パーマというものがどんどん普及していって誰でも気軽に楽しめるようにはなった
だけど 当時の思考は残ったまま時が過ぎていった
だから 今みたいにオシャレに素敵になるための手段としてパーマが存在しているのではなく
パーマをかけるという行為自体がオシャレという概念が生まれてしまったんだなあ…
逆にいうと パーマをかけていない=身なりに関心がない つまりオシャレじゃない という図式になっちゃったわけだ
そんなんだからパーマをかけることにより結果として素敵になったかどうかよりも パーマをかけてますってのが他人に伝わることの方が重要って考えになっちゃったのね
だとするとなるべく強くかけて長持ちさせたいって気持ちが働くのもわからなくはないでしょ?」
「なるほどねえ… そういう考えならあのチリチリも納得ですねぇ…」
「でさ そういうパーマかけてる人ってたいがいは白髪を真っっっ黒に染めてるでしょ?」
「そうそう 染めても染めてもすぐに伸びてきて追いつかないからって自分で染めちゃってる人も多いですよ」
「だよねえ… でね 実はその チリチリパーマ&黒染め ってのが尚更彼女たちのストレスを増大させる一番の要因になっちゃってるんだなぁ…」
「あら… どういうことかしら??」
「まずね ボリュームが出ないからってチリチリにパーマをかけるでしょ?
美容院でやってもらったその日は当然美容師さんがこれでもかっつう凄いテクニックを駆使してそれはそれは綺麗にブローをしてくれるわけだ
そうすると濡れた時のチリチリが嘘みたいにフンワリしたボリューム感と艶 そして素敵な毛流れに仕上がる
なんならそこにガッチリ固まるスーパーハードスプレーかなんかしちゃってね
風が吹いても全く乱れないという夢のような髪型が出来上がるわけ(≧∇≦)
しかーし!!!
一度でもお家でシャンプーでもしようもんならたちまちただのチリチリヘアーになっちゃうわけね…
もちろん自分で美容師さん並みにブローができる人なんていない
そうなると単に乾かすだけの仕上げだからあの日美容院でやってもらったのとは全くの別物の髪型が出来上がる
するとどうだろ… 毛先がチリチリなだけにかえって根元のペタンコを目立たせる結果になるんだわ…
それでもパーマかけて数日間はまだマシ
チリチリがボリュームと考えれば確かにパーマかけないよりはフンワリしてるとも言える
まぁ… ただのチリチリなんだけどね…
(≧∇≦)
ところがだ
それから二週間も経つと根元から本来の地毛がある程度生えてくるわな
そう! ボリュームの出にくい細くて柔らかい髪が伸びてきちゃう…
そうなると根元は潰れ てっぺんは割れ 毛先のチリチリと相まってとんでもなくペッチャンコに見えるってことになっちゃうんだ…
二週間前まであったはずのトップのボリュームは重力に負けて横に落ちてくるわけだからね」
「あらあら…」
「更に あの真っ黒に染めてるって事が追い打ちをかけるよ
人の頭皮ってのは白っぽいでしょ?
白髪も白い
ってことは黒く染めてるが故に 根元が伸びてくると地肌が広がったように見えちゃう
なんならどんどんハゲていくように感じちゃうわけね
これが 白髪を全く染めていない または明るく染めてさえいればそんな事全然気にならないのにだ…
っもことでチリチリパーマと黒染めってのはやればやるほど負のスパイラルの陥るってことになるわけなんだなぁ…」
「そうやって説明されると私でもよーくわかるわぁ…」
「でも一番の悲劇は そんなことを教えてくれた上で今より更に素敵になるための提案してくれる美容師さんと出会えてないってことなんだよなぁ…
おそらくそういったお友達は死ぬまでチリチリパーマと黒染めをし続け 年がら年中髪の毛のストレスに悩まされ続ける一生を送ることになると思う…」
「そうよねぇ… でも私は良かったわ
娘に連れてきてもらったおかげでこうして素敵にしてもらえたんだから
だって そのチリチリパーマかけてる友達がね 楽だからパーマかけてるって言ってるくせに
[でもアナタの髪の方がもっと楽そうね…]
なんて言うんですもん 笑
それにね
最近はお洋服を買うのが楽しくなっちゃってね
それまで私は洋服になんてぜーんぜん興味がなかったんだけど 髪型を変えてもらったらいろんなお洋服を着たくなっちゃったの」
「おお〜 そりゃいいことだ♪」
「しかもね お化粧もお洋服に合わせて変えたのよ
前はもっとコテコテにしててね 時間もかかるしめんどくさかったのね
でも髪型に合わせてお洋服を変えて お洋服に合わせてお化粧を変えて 前みたいに一生懸命やらずにファンデーションを塗ったらあとはちゃっちゃっとするだけにしたのね
そしたら孫までが [その方が若く見えていい!]なんて言ってくれたのよ
楽だし誰からも評判良いし こんないいことはないですよ」
「そっかそっかあ 嬉しいねえ
そうやって髪型を変えたことがきっかけで他のことまでどんどん変わってったなんて ホントこの仕事してて良かったと思える瞬間だよう
じゃあさ モデルになって写真撮らせてもらっていい??」
「はいはい♪ お願いします♪」
と いった流れで撮ったのが冒頭の写真たちね
他にもほら‼︎
どうよ〜
人生を楽しんでる感かが滲み出てるよね
「来年の予約もバッチリ取ってあるし次も楽しみだあね」
「ええ また来月 たのしみにしてます♪」
というミツコさんとのお喋りでしたとさ
野武屋ブログの読者 又はそのお母さん世代にもいまだにいるんじゃないかな?
チリチリパーマ&黒染めの人…
それが好きでやってるなら文句を言うつもりはないけど 本当はもっと素敵になれる方法があったりするんだよ
そんなこんなで今日も朝から晩まで
笑顔溢れる野武屋本店でした〜
ってな‼︎
ちん‼︎
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住 所 千葉県市川市湊新田2-1-18-103
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