イエ〜イ‼︎ のぶです‼︎
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小学校六年生の時にサッカーを通じて出会ったY先生とのエピソードを二回に渡り読んでもらったわけだけど今日はいよいよ本題
先生と過ごした時間はのぶ少年にとって多大なる影響を与えたのは言うまでもないよね
そもそも父親不在の家庭で育ったオイラの人生にとって Y先生は
【初めて出逢った本物の大人の男】
それは とてつもなく明るく とてつもなく楽しく とてつもなくウザく（オケツモミモミ（≧∇≦）） とてつもなく熱い先生の人柄によるものだったわけでね
そんな中いつしか少年の心にあるひとつの夢が芽生えていったんだ
それは
「学校の先生になりたい‼︎」
というもの
まあ
要はは単純な話 Y先生に憧れちゃったんだな
そう思い始めたらそれはそれはリアルにイメージできたよ
教壇で面白おかしく授業をしている自分
生徒たちと楽しく給食を食べてる自分
放課後サッカーを教えている自分
あらゆるシーンがどんどん想像できた
Y先生みたいに子供たちと本気で向き合い 喜怒哀楽を共にし 夢や希望を与えられる存在になりたい
そんな風に考えるようになっていったのね
それからどれくらい経った時だったろうか
もちろんまだ小学校に在学中ね
ある日 そのことを母親に報告したんだ
「お母さん 俺はね 学校の先生になるよ」
って
すると 母親からは全く予想していない反応が…
「そっか…」
と ひとこと言ったきりしばらく下を向いてしまったんだ
この選択は最高にいいアイデアだという自信があったし オイラのことを誰よりも知っている母親はきっと大賛成してくれるに違いない 喜んでくれるに違いないと確信してのこと
自分としてはすでに相談なんかでななく報告のつもりだったのにだ
「アレ……？？」
と 思って不安な気持ちで次の言葉を待つと しばらくして意を決した様子で母親はオイラにこう告げたんだ
「のぶひろ…
よく聞いてね
あのね…
のぶひろの気持ちはよくわかるよ
痛いほどよくわかる
ただね
学校の先生になるには大学に行かないといけないんだ
でもね
うちにはお前を大学に行かせてあげられるお金がないんだ
ごめんね……
本当にごめんね……」
涙をポロポロながしながら
言葉を詰まらせながら
オイラの目を見ずに母親はこう言ったんだ
ああ…
そうだったのか…
先生になるってことはそういうことだったのか…
迂闊だったわぁ
母親にこんな話をしてしまったことをすごく後悔したよ
というのもね
わかってたんだ
自分の家が普通じゃないってことは
小さい頃から自覚してた
どこの家庭にも普通にあるはずのものがないって経験は痛いほどしてきたはずだったのに
散々嫌な思いをしてきたはずなのに
それを欲しがる卑しい自分の心を戒めコントロールしてきたはずなのに
そのことで母親を悲しませないよう常に気をつけてきたはずなのに
やらかしちまったなぁ…
そう思った瞬間
何事もなかったかのように反射的にこう言ってたよ
「 そっかそっか オッケーオッケー♪
じゃ 俺は別の仕事をするよ♪
大丈夫！ なんとなーく先生なんていいかなって思っただけだから」
って
それ以来 スパッと捨てたんだよ
自分の中にあった先生になりたいって気持ちは
明日につづきます
そんなこんなで今日も朝から晩まで
笑顔溢れる野武屋本店でした〜
ってな‼︎
ちん‼︎
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